壮絶体験してきた話。2
前回https://monmonmomomo.hatenablog.com/entry/2020/12/08/145805
の続きです
近所のちっちゃい内科から、これまた近所(車で15分程)のでっかい三次救急病院に運ばれました。
一応、病院→病院なので救急。救急車じゃないけど救急。
到着して、小さめの診察室?までは自力で歩く。偉すぎる。ふらふら。
お姉さん(看護師さん)がワタワタ出てくる。まだPCR検査をしていないのでよくテレビで見る防護服を身につけた看護師さんが4人ほどやってくる。
ここで急に「コロナだったらどうしようかな……」とか考える。んなわけあるかい
どのくらい時間が経ったのかわからないけどストレッチャーに乗せられ、処置室に移動。看護師さんとお医者さんが合わせて10人くらいいた。めちゃくちゃ手厚いね。(違)
ここで来てきた服から病院着に着替えさせられる。もう寝たきりで上手く体が動かせないため、全部お任せ。
着替えたら、心電図を貼り付けられる。モニターを見たら心拍が150〜170/1分になってた。「わあ(・∇・)」って気持ち。
補足:普通の人は1分間に60~100
この時、時折吐く。でももう吐くものは黄色か黄緑の液体。なんかやばそう……って吐きながら思ってた。
けどそれよりも息が苦しい。酸素マスクを付けているのに「酸素をください」という気持ち。気持ち。
そこでPCR検査、レントゲン、点滴を受ける。まだ話せる余裕があった為、お医者さんに事情を説明する。が、この時点で日時がわからなくなる。今日が10日なことはわかるが、いつ薬を飲んだのか、何の薬を何錠飲んだのかがわからなくなり、「あとは親に聞いてください」と丸投げする。
PCR検査は陰性だったものの一向に良くならないので、
30分程度で救急救命センターに運ばれることになる。
ここで親と別れる。「頑張ってね。生きてね。」と言われ、急に死が近づいているのかと思い、「生きて会える?」と聞く。
「○○が頑張れば会えるよ」と言われ、
「死ぬやん」と悟る。(悟るな)
救急救命に運ばれ、消防の実習生が沢山来る。私も実習生だったから「頑張ってくださいね……実習大変ですよね……」という気持ちになる。
イケメンのお医者が採血をしてくれる。イケメンだった。
実習生がブランケットをかけてくれた。優しい。
熱は37.8度。いや高いな。
心電図が相変わらずイカれている。心拍が150。
足の付け根あたりに注射で何かをぶち込まれる。すごく痛かった。あれはたぶん麻酔。
次は麻酔から醒めてからのお話。